八木秀次氏のY染色体説

皇統とは天皇直系ということではない。神武天皇の血を父親系統、男系で引き継いでいることであり、それが万世一系である。
八木秀次高崎経済大学助教授は云う。過去の八人(十代)の女帝は、あくまで男系の男子の天皇に継ぐためのピンチヒッターであった。女帝の子が天皇に即位したことはなかった。つまり皇統はあくまで男系継承であり、神武天皇より現代まで125代一貫して男系で継承されてきている。
かつて直系男子が途切れたとき、血縁関係からは遠い六等親の男子が天皇に即位したことがあった。そのようにして先人は男系の皇統を守り続けてきた。
初代の神武天皇Y染色体は男系でなければ継承されない。
天皇天皇たる所以は、初代天皇(神話上は神武天皇)のY染色体を絶やさずに継承してきたところにある。