『皇室典範』 女性皇族と女系皇族は2世までを終身皇族に!

「奉祝ムードの中で、政府は皇室典範改正を先送りするが、それでいいのか。」 東京新聞は9月7日の『こちら特報部』で上記の設問を立て有識者の意見を紹介している。 所功・京都産業大学教授は「もう改正は急がなくてもいい、というのは錯覚だ。問題は近い将…

○★男系天皇制の維持を推進するスレッド14★○ 『政治板』からの拾い読み

806 名前:男系は、男尊女卑・女性蔑視・女性無視の破廉恥思想だ。[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:32:01 id:uiDlLM8h >>791 天皇に成るには、三種の神器を引き継ぐこと。 皇族であること。 天照大御神の子孫であること。 女系男系ともに継承を認めましょう。 …

皇室典範改正論議が日本国民に突きつけているもの

やや下火になった感のある皇室典範改正論議であるが、この問題の重要性、緊急性はいささかも失われていない。最大の危惧は「皇族がいなくなるかもしれない」という惧れである。また皇室は、「男系」「結婚」「終身」といった大きなリスクに晒されている。こ…

4.今こそ、国民総力で皇室を守るとき

女系を容認しない限り、危機は続く 秋篠宮妃紀子様が男の子を産んだら、旧宮家の復活などという机上の空論(旧宮家の復活というアイデアには具体的な宮家リスト・皇族候補リストがない)には誰も見向きもしなくなる。しかし、9月に産まれるのが男の子でも問…

3.男系継承は皇室の選択に任せるべき

男系継承は必要か 「この設問自体おかしい、男系継承は皇室の伝統であって、必要か否かの問題ではない」という反論があるかもしれない。しかし、「男系継承の伝統を守るために旧宮家の復活を」という主張となると、伝統論では済まなくなっている。なぜなら、…

2.皇族による世襲は守らねばならない

皇族は天皇の5世孫以内 象徴天皇は生まれながらの皇族の血統でなければならない つまり①皇族の子(天皇の5世以内の子孫)として生まれ、②皇室で育ち、③一度も民間人になったことがない人間だけが天皇になれる資格がある。 皇統は一系にして分つべからず。天…

1.「国民との紐帯」としての天皇&天皇制

政治家でないものが君臨する意義 明治政府が日本国を対外的に独立した統一国家として樹立するために腐心したのは、国の中心をどうするかという問題であった。欧米の民主主義国に倣って政党政治を国家運営の基盤にすることは決まっていたが、政党政治に国家の…

天皇の資格条件

やや下火になった感のある皇室典範改正論議であるが、この問題の重要性、緊急性はいささかも失われていない。最大の危惧は「皇族がいなくなるかもしれない」という惧れである。また皇室は、「男系」「結婚」「終身」といった大きなリスクに晒されている。こ…

割り箸論争の今昔

10年前の知識は役に立たないといわれる。「とくに医療分野は日進月歩だ」といえば聞こえはよいが、要するに生活習慣病に対する決定版といえる治療法が確立しておらず、試行錯誤を繰り返しているというのが現状である。 社会問題も似たり寄ったりだ。問題の発…

アメリカがメキシコに負けると前代未聞の準決勝に!

残念だが、日本は1:2で韓国に負けてしまった。さて、明日アメリカがメキシコに負けると、1勝2敗での三すくみの順位争いになる。対当該国の日本の失点数は5点(対アメリカ4点、対メキシコ1点)であるから、すでに対日本で6失点しているメキシコは、アメリカに…

混乱を生じているWBCの順位決定方式

今、6回が終わったところだが、スコアは0-0で予断を許さない試合になっている。TBSのアナウンサーは「日本が勝てさえすれば準決勝進出決定」といっているが、その論拠として「勝率が同率で並んだ場合は直接対決で勝ったほうを上位とするルール」であることを…

複眼思考でWBCを観戦すると興味も倍化する

今日のWBC日韓戦は失点数がポイントになっている。 日本は勝って2勝1敗にして(おそらくアメリカはメキシコに勝つであろうから)三すくみでの失点数によって準決勝進出国が決まることになる。ここまでの結果は、韓国の失点数が対アメリカの3点、日本は…

皇室典範改正論議の行方

報告書「皇室典範に関する有識者会議」は下記の文で最後を結んでいる。傍線部分は「皇室典範改正後に皇室に男子がご誕生になられたとしても女系天皇容認を見直すべきではない」という趣旨であっただろう。 検討に際しては、今後、皇室に男子がご誕生になるこ…

30年後の皇位継承順位シミュレーション

皇室典範が変更されずに男系男子に皇位継承されることが堅持され、旧宮家の子孫を皇族とする特別法が施行されているとしよう。当然、傍系の継承順位1位となる皇族は決まっている。 一方、内親王であられる愛子様は旧宮家子孫の男性と結婚する可能性がある。…

地球環境は気まぐれに

欧州東部に厳しい寒波 独で氷点下34.8度、ポーランドで150人死亡 http://megalodon.jp/fish2.php?url=http://www.sankei.co.jp/news/060124/kok033.htm&date=20060124150623 今年は地球温暖化話が嘘のように寒すぎなのだが、こうしたニュースをみると…

対案【旧皇族子孫の皇籍復帰を盛り込んだ皇室典範改正法案】はいつできる?

天皇制存続を願う諸君のサイトが浅はかさを競う見本市のようになっているのを悲しく思う。誰一人、旧皇族子孫の皇籍復帰の道筋を付けることができていないことを懸念しないで、復帰を100万言唱えれば実現可能と信じているかのようだ。 私は旧皇族子孫の皇籍…

旧皇族の皇籍復帰を主張している人たちへの質問状【補足】

人様のBlog『ぼやきくっくり』でコメントしてきた内容をまとめて転載します。 1)2)有識者会議には八木秀次氏が出席され、説明資料も含めて旧皇族の皇籍復帰による男系継承が最善という主張をしましたが、説得力に欠け受け入れられませんでした。なぜかと…

旧皇族の皇籍復帰を主張している人たちへの質問状

旧皇族の皇籍復帰案は「皇室典範に関する有識者会議」でも検討されましたが却下されています。一度却下された案を再考させるためには、新事実なり新論拠なりが提示されるべきですが、お見かけしたところそうしたことがなされているようには見えません。どう…

やはり女系天皇反対派は正論小児病らしい

私は「皇位継承」または「女系天皇」の文字を含む記事をRSSで収集している。毎日かならず新しい記事がある。そのほとんどが女系天皇反対だ。誰かが言い出すと皆同じようなことを言い出すから、いまや金太郎飴状態である。 「徳仁天皇になれば秋篠宮が立太子す…

『正論』小児病

いまでは死語と化したが、現実を無視し、物事を観念的、公式的に主張する連中のことを左翼小児病と言う。あのレーニンが唱えてから歴史上は過激な跳ね上がり分子のことを指すのが決まり相場である。どうも「観念的、公式的な主張」と「過激な跳ね上がり分子…

皇位継承順位について

前に、『傍系継承は現代にそぐわない』で論じたことだが、あいかわらず、次のようないちゃもんがなされている。リンクすることはしないが、こうした主張の記事にお目にかかったなら、私の意見と比較してみていただきたい。 皇室典範改正によって、秋篠宮様は…

ファクトへのこだわり――中西準子『環境リスク学』

中西準子は日本の環境工学を思想闘争の場から引き上げて正しい針路へ導いている第一人者である。この方の言にしたがえば、事実からあらゆる思想的な言葉を削ぎ取ることが大事なのだが、私にはなかなか実行できない。ついイデオロギーに依存して論を展開して…

良いデータと悪いデータ

今月の議論は『なぜ競馬に必勝法がないのか』のつもりでいるのだが、反響ゼロですので一度締め括ろうと思う。 Googleで「天皇」を検索すると273万件、話題の「女系天皇」で絞って30万7千件、「皇位継承問題」で13万7千件であった(私の記事は106件目に拾われ…

皇位継承問題アンケートを『はてな』で実施してみました。

日時2006年1月11日(水)午前9:18〜11:20 対象:女性93人(年齢限定なしだが、おそらく24時間ネット接続の環境にある女性) 愛子様の子供が天皇に即位すると、史上初、天皇の父親が民間人と… - 人力検索はてな 女性皇族も、その子供も天皇になれるように皇室…

天皇の権威はなぜ守られるようになったか

1.科学と主義の区別ができていない論争 皇位継承問題に付随した「神武天皇のY染色体」論議への反応は興味深いものがあった。一つは学究的なはずの人にイデオロギー的な反応が見られたことである。事実の部分と意見の部分を区別して論じるべきなのはいうま…

NHKの受信料不払い問題

私はかなりの活字中毒である。外出したときはたいがい本屋に寄っている。パチンコはやらない。新聞は隅から隅まで読むほうである。テレビはニュースとスポーツ中継は見るが、それ以外は撮りだめしてあとからCMを飛ばして見ている。 そんな私に異変が起きた…

 競馬の楽しみ

競馬の楽しみは、馬券を買う楽しみに負うところが大きい。しかし、毎月毎年負け越しでは競馬の楽しみは限りなくゼロに低下するだろう。競馬には「レースを読む」というゲームとしての側面がある。マージャン、ポーカー、将棋、読みを競うゲームはすべて賭け…

 競馬の『必勝法』のパラドックス

競馬の『必勝法』なるものは、それが必勝法であることが明らかであればあるほど、必勝法でなくなってしまう。だから、世に出ない隠れた『必勝法』があるに違いないと信じる人もいるだろう。そんなものはないのである。1節の回収率110%が約束された必勝法が…

 失敗を外的な原因で説明する傾向について

私たちが我田引水的な信念をもってしまうのは、自尊心を保持したいなどの重要な心理学的な欲求や動機を満足させる必要があるためと解釈できるが、完全に理性的な人でも、成功を内的な原因で説明し、失敗を外的な原因で説明する傾向について、自尊的欲求の要…

『競馬で儲かった』はテクかツキか

「必勝法不可能論」に対抗できるのは「競馬には絶対真理がある」とする立場だけであろう。つまり、「よほど不運な要因が入りこまないかぎり、勝つ馬は決まっている。それがわからないのは我々が未熟だからだ。絶対真理を極めることができれば、1着馬はおろか2着…